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神戸女学院はなぜ学校建築の最高傑作と呼ばれる?ヴォーリズが遺した重要文化財12棟の秘密【新美の巨人たち】

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 10月17日(土)夜10時〜10時30分、テレビ東京「新美の巨人たち」は「W.M.ヴォーリズ設計 重要文化財【神戸女学院】×内田有紀」を放送します。創立150年余りを誇る関西の名門校・神戸女学院。壮麗にして優雅なその姿は「学校建築の最高傑作」と呼ばれ、約4万坪の敷地には12棟もの重要文化財の建物が点在しています。ナレーターは貫地谷しほりさんです。

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なぜ神戸女学院の校舎は「学校建築の最高傑作」と呼ばれるのか

神戸女学院の歴史は、1875年にアメリカンボードの2人の女性宣教師が神戸・山本通に開いた女子寄宿学校に始まります。1894年に校名を神戸女学院(Kobe College)と改称した後、1933年に現在の西宮市岡田山キャンパスへ移転。このとき新校舎の設計を任されたのが、アメリカ出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズでした。2014年には、ヴォーリズ設計による17棟のうち現存する12棟が「重要文化財 神戸女学院」として国の重要文化財に指定されています。個々の建物ではなく、キャンパスのほぼ全体がひとつのまとまりとして指定されている点が大きな特徴だといいます。

妻の母校だったからこそ込められた特別な思い

ヴォーリズは大正末期から昭和初期にかけて、住宅や教会、学校、商業施設など全国に1500を超える建築を遺した人物です。彼が神戸女学院の設計に特別な情熱を注いだ背景には、妻・一柳満喜子(ひとつやなぎ まきこ)が神戸女学院音楽部ピアノ科の卒業生だったという縁がありました。「建物それ自身が生徒の上に積極的な影響を及ぼす」――これがヴォーリズの設計思想であり、「学舎が教育する」という考え方は、神戸女学院が掲げるキリスト教に基づいたリベラルアーツ教育の理念とも深く結びついていたのです。

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二つの大禍を乗り越え、ほぼ当時のまま遺された校舎群

1934年の献堂式では、ヴォーリズ自身が作詞作曲した「Dedication Hymn(献堂讃美歌)」が歌われたと伝えられています。しかしその後、キャンパスは第二次世界大戦による金属供出や校舎の徴用、空襲による文学館屋根の破損、さらに1995年の阪神淡路大震災という二つの大禍に見舞われました。それでもなお、校舎群はほぼオリジナルの姿を保ちながら今日まで大切に使われ続けています。番組では、こうした奇跡的に守らゆきた校舎の内部や、普段は公開されていない場所にもカメラが入る予定で、どのような映像が飛び出すか楽しみです。

見逃し配信について

見逃してしまった方は、TVerで見逃し配信が行われる場合がありますので、そちらもご確認ください。

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まとめ

神戸女学院の校舎群は、建築家ヴォーリズの思想と、妻の母校への特別な思いが結晶した「学校建築の最高傑作」です。戦争と震災という二つの大禍を乗り越えて今も現役で使われているという事実に、建物が持つ力強さを感じます。普段立ち入ることのできない聖域に内田有紀さんがどこまで迫るのか、放送が楽しみです。

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