10月9日(金)に放送された「ガイアの夜明け」(テレビ東京系、毎週金曜夜10時)のテーマは「地方の”うまい”を売る!〜ニッポンの「食」が大進化〜」。日本各地に眠る”うまい”食材を発掘し、新たな価値へと進化させてきた挑戦者たちの姿を追った回でした。私(ミミー)も、地方の食材がどう磨かれていくのか興味を引かれたので、まとめてみました。
放送日時:10月9日(金)22:00〜 テレビ東京系
東京駅の中国料理店に並ぶ、都道府県の食材
東京駅構内にある中国料理店「47china(よんななちゃいな)」。「47」とは日本の都道府県すべてを意味し、メニューには「長崎県五島市久賀島産車海老」のように、詳しい産地が記されているのだそうです。この店を運営するのは、原宿に本店を構える老舗「南国酒家」。5代目社長の宮田順次さんが、自ら日本各地に足を運び、東京ではほとんど知られていない食材を発掘し続けてきました。
19年続く”食材探しの旅”、今回は高知へ
ガイアが宮田さんを初めて取材したのは2007年。それから19年、「おいしいもの にっぽん」と題し、毎年のように各都道府県にフォーカスしたフェアを続けてきたそうです。「現地に来ないとこの感動というか発見がないので、毎回やっても飽きない」と語る宮田さん。今回向かった先は高知県で、これまでとは少し違う挑戦が待っていました。近年の健康志向に応えるため、糖質を抑えた「体に優しい中国料理」を新たに開発しようというのです。老舗の味に新しい軸を加える試み、どんな一皿が生まれるのか気になります。
新潟の「雪室」が食材を熟成させる
新潟県南魚沼市、日本酒「八海山」で知られる八海醸造の酒蔵には、年間30万人以上が訪れる人気施設があります。中でも人気なのが、雪国の知恵「雪室(ゆきむろ)」を使った貯蔵施設の見学コース。分厚い扉の奥には大量の雪が蓄えられ、天然の冷蔵庫として食材を冷やし続けているのだそうです。3年貯蔵した日本酒は「雑味がない、すっきりしている」と高く評価されているとか。
雪のエネルギーが、米農家を救う
この雪室を現代に甦らせた立役者のひとりが伊藤親臣さん。学生時代から雪の利活用を専門に研究し、「どんな施設もひとつひとつが手作り。地形や気候が違い、全く同じものはない」と語ります。雪室は省エネ技術であると同時に、一定の温度を保てる性質を生かして食材を”熟成”させる力も持っているのだそう。9年前には「越後雪室屋」という共通ブランドが立ち上がり、商品は今や約150種類にまで増加。雪室熟成の肉は世界7カ国へ輸出されるまでになったそうです。そんな伊藤さんが今回挑むのは、高齢化が進む地元のコメ農家を救う新たな取り組み。長年培ってきた雪の力が、また新しい形で地域の支えになろうとしているようです。
見逃してしまった方は、テレ東BIZで配信されています。
まとめ
地方の”うまい”を、健康志向という新しい軸で磨き直す宮田さんと、雪という地域資源を熟成の力に変えてきた伊藤さん。どちらも、長年培ってきた経験や技術を、時代の変化に合わせて進化させ続けている姿が印象的でした。地域に根ざしながら挑戦を続ける人たちの物語、これからも追いかけていきたいと思います。


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