10月21日(水)午後10:00〜10:45、NHK総合「歴史探偵」で「一休宗純 とんちと煩悩」が放送されます。アニメでおなじみの”とんちの一休さん”ですが、その実像は私たちが思い描くイメージとは大きく違っていたようです。酒を愛し、権威や常識に真っ向から異を唱えた型破りな禅僧の素顔が気になったので、私(ミミー)なりにまとめてみました。
「一休さん」として親しまれる、とんちの名人
一休宗純は室町時代に活躍した臨済宗の禅僧です。小僧時代の頓知話は江戸時代に絵本「一休咄」として広まり、今に伝わる”とんちの一休さん”のイメージの元になったと言われています。けれど番組によれば、残された漢詩を徹底分析すると、その”脳内”には驚くような素顔が浮かび上がってくるのだそうです。
木像に込められた、驚きの仕掛け
一休が自ら作らせたという木像には、意外な仕掛けが施されていたのだとか。型破りな人物らしい、常識にとらわれない発想がうかがえるエピソードです。
漢詩集「狂雲集」が明かす、一休の本音
一休が残した漢詩集「狂雲集」。そこには、酒や色恋への率直な思いまでもが綴られているといいます。聖人君子として祀り上げられがちな高僧のイメージとは裏腹に、迷いや煩悩を抱えたひとりの人間としての一休の姿が見えてくるようです。番組では、この漢詩集を手がかりに一休の”脳内”を徹底的に分析していきます。
荒廃した京都で挑んだ、大徳寺の再建
応仁の乱によって京都の町が焼け野原となった時代、一休は大徳寺の再建という大きな事業にも挑みました。戒律を厳格に守る模範的な僧とは程遠い生き方をしながらも、多くの人々の心をつかみ、支えを得て寺を立て直していった――その知られざる物語にも光が当てられます。
煩悩を抱えたまま、自分らしく生き抜く
とんちの名人として語り継がれる一方で、権威や常識に反発し、煩悩を隠さずに生きた一休宗純。清廉潔白な聖人としてではなく、迷いながらも自分らしい生き方を貫いた人物として見てみると、また違った親しみが湧いてきます。
見逃してしまった方は、放送後にNHKオンデマンドで配信される予定です。
まとめ
とんちの一休さんとして親しまれてきたイメージの奥には、酒を愛し、煩悩と向き合いながら自分らしく生きた、ひとりの人間の姿がありました。型にはまらない生き方を貫きながらも、荒廃した大徳寺を再建へと導いた一休宗純。その波乱に満ちた人生を、放送でじっくり追いかけてみたいと思います。

コメント