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三十三間堂はなぜ「すべて国宝」なのか?千体観音の秘密と紅葉散策コースを紹介【ブラタモリ】

紅葉に彩られた京都の寺院の風景 未分類
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 平安時代に創建され、本堂も1001躯の観音像もすべてが国宝に指定されている京都・三十三間堂。約800年もの間、火災や地震、戦乱を乗り越えて守られてきた背景には、どのような秘密が隠されているのでしょうか。今回は9月20日放送の「ブラタモリ」拡大版の見どころと合わせて、紅葉シーズンにこのエリアを訪れる際に立ち寄りたい散策スポットもご紹介します。

放送日時:9月20日(日)19:30〜 NHK総合(78分拡大版)

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三十三間堂とは?平安時代から続く歴史

正式名称を蓮華王院本堂という三十三間堂は、平安時代末期の1164年に創建されたお堂です。長さ約120メートルにおよぶ木造建築で、堂内の柱間の数が33あることからこの名で呼ばれるようになりました。本堂そのものが国宝に指定されており、堂内に並ぶ観音像もすべて国宝という、全国的にも珍しいお堂です。

「国宝」とはどんな位置づけなのか

「国宝」と聞くと漠然と”すごいもの”というイメージがあるかもしれませんが、実は明確な基準があります。文化財保護法に基づき、まず歴史上・芸術上価値の高いものが「重要文化財」に指定され、その中でも特に文化的価値が高く、たぐいまれな国民の宝と認められたものだけが、さらに一段上の「国宝」として指定される仕組みです。建造物・美術工芸品を合わせても全国で国宝の数は決して多くなく、三十三間堂のように「本堂も、堂内の1001躯の仏像もすべて国宝」という例は、実はかなり珍しいケースなのです。

1001躯の観音像に込められた秘密

本堂の中には、中央の千手観音坐像を挟むように、左右500躯ずつ、合計1001躯の千手観音立像がずらりと並びます。番組では、夜間撮影によって浮かび上がる幻想的な観音像の姿も紹介される予定で、タモリさんも「こんな景色、世界中を探してもないでしょう」とコメントしたと伝えられています。一体一体表情が異なるといわれる観音像は、間近で見ると、その迫力に圧倒される方も多いようです。

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三十三間堂を守った「京の大仏」の存在

三十三間堂は、創建から現在まで一度も焼失することなく残った、京都でも数少ないお堂のひとつです。番組では、豊臣秀吉が三十三間堂のすぐ隣に造立した「京の大仏」(方広寺大仏)の存在が、実は三十三間堂を守る”鍵”になっていたことが明かされる見込みです。大きな寺院が隣接していたことで、戦乱や火災の影響を直接受けにくかったのではないか、という視点は、教養番組ならではの着眼点といえそうです。

800年守られてきた地盤と構造の工夫

長い歴史の中で幾度となく地震や台風に見舞われてきたにもかかわらず、三十三間堂が倒壊を免れてきた背景には、地盤の改良や、木造建築ならではの構造上の工夫があったと考えられています。番組では、こうした知られざる観音像の構造や、地盤の改良についても掘り下げて解説される予定です。

三十三間堂周辺、紅葉シーズンの散策スポット

三十三間堂そのものも、本堂周辺や境内の庭園で紅葉を楽しむことができますが、実はこのエリアは徒歩圏内に京都でも有数の紅葉名所が集まっています。

三十三間堂から徒歩約5分の智積院は、長谷川等伯父子が手がけた国宝の障壁画で知られる寺院。同じく徒歩約5分の豊国神社と合わせて、静かに紅葉を楽しめるスポットです。少し足を延ばして徒歩約25分の東福寺まで行けば、約2000本ものカエデが渓谷を埋め尽くす、京都随一といわれる紅葉の名所にも出会えます。渓谷にかかる通天橋や臥雲橋からの眺めは、秋にはまさに錦雲のような美しさになるそうです。

さらに足を延ばすなら、平安神宮や岡崎公園も候補になります。徒歩では少し距離がありますが、京都はバス路線が発達しているので、三十三間堂周辺から市バスを利用すれば気軽にアクセスできます。大鳥居や広々とした神苑で知られる平安神宮エリアも、紅葉シーズンに合わせて訪れてみる価値がありそうです。

京都の紅葉の見頃は例年11月中旬〜12月上旬ごろ。番組をきっかけに三十三間堂へ足を運ぶなら、この時期に合わせて周辺の紅葉スポットを巡るコースを組んでみるのもおすすめです。

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まとめ

平安時代から800年以上にわたり守られてきた三十三間堂には、「京の大仏」の存在や地盤の工夫など、知られざる秘密がいくつも隠されていました。9月20日放送の「ブラタモリ」拡大版で番組の見どころを予習しつつ、紅葉シーズンには智積院や東福寺、さらにはバスで少し足を延ばした平安神宮周辺とあわせて、このエリアならではの散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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