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パンチニードルの手法とは?ステッチのコツ~素敵にハンドメイドより~

手作り 未分類
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 秋も深まり、冬の気配のする日々になりました。暖かい部屋でゆっくりとハンドメイドの作品作りも楽しくなってきますね。材料はあるけれど、やってみたら案外難しくて挫折していた「パンチニードル」出来上がりの作品もとてもかわいくて、デザインも融通が利くので改めて放送をみてやりたくなってきました。パンチニードルって何?という初心者の方にもわかりやすく今回まとめてみました。

すてきにハンドメイド パンチニードルで楽しむ! 小鳥や草花のエンブレム
手芸初心者でも楽しむことができる「パンチニードル」。今回は刺しゅう作家のマカベアリスさんを講師に迎えパンチニードルの基礎から小鳥のエンブレムの刺し方まで教わる。

11月20日 水曜 14:45 -15:10 NHKEテレ1東京 
(放送は終了しましたが、テキストや番組検索の参考に)

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パンチニードルってなに?

刺繡糸をニードルという道具に通して布に刺していく手芸。
エンブレムや、絵を描くようにキャンバスに仕上げることで刺繍のような雰囲気で気軽に楽しめる。

 最近はキャラクターを刺して、手作りのワッペンなどに仕上げて楽しむのもよく見られますね。手軽にできるのなら、自分の好きなキャラクターを刺すのも楽しいですね!手作りの温かみのある雑貨がしあがりますよ。

具体的な方法はどうすすめるとよいですか?

1.今回は針先1.4cm糸は25番刺繍糸6本どりで布に刺す。
2.刺繍枠は大きめのもの15cm以上が望ましい。
3.図案は布の裏面に書き、表面を中側にして刺繍枠にしっかりと止める。
4.糸の橋は3cmを出して(残して)カットする。
5.刺していくときは0.2~0.3cmですり足のように針を移動させて直線や曲線を指していく。(リズムが大切)
6.糸が抜けた時は一つ戻るように糸を抜き、布を戻して刺しなおす。
7.引っ張りすぎて刺したものが抜けて大きく開いたときは、同じような方法で戻ってやり直すとよい。
8.図案は反転して移す。(裏から刺し進むため)

刺していくときのポイントや注意点はありますか?

1.デザインは小さなパーツから刺すと全体がきれいに仕上がる。
2.つい、埋めるために刺しすぎることがあるので、糸は刺しすぎないのもコツ。
3.輪郭は長くさせる方向へ刺していくと綺麗に仕上がる。
4.全部刺し終わると、裏面全体の糸を止めるためにボンドを塗る。
5.細かい刺繍を刺す。(小花や目やくちばしなどの点のようなパーツ)

どんな素材を使うとよいの?

目が粗く、マス目が見えるタイプ: 針を刺す際に糸がしっかりと固定されるため、目が粗い生地が適しています。例えば、モンクスクロス(monk’s cloth)やリネン布が一般的です。
変形しにくい生地: 針を刺すことで一時的に広がった穴が元に戻る性質のある生地が理想的です。
太さに応じた糸: 針の太さに合った糸を選ぶことが重要です。太い針には太い糸、細い針には細い糸を使用します。
毛糸や刺繍糸: 毛糸や刺繍糸が一般的に使用されます。特に、毛糸はもこもことした立体感を出すのに適しています。

 100均でもニードルが手に入るくらいポピュラーな手芸なので、手軽にはじめられるようになりました。刺していく生地と、糸の相性でその風合いやイメージもアレンジが楽しめるので、実際に手に取ってみるのもおすすめです。仕上がったワッペンがお店で取り扱っていたりと糸も無限大、布も無限大にそのアレンジができます。番組はリネン風の布と刺繍糸を使っていました。

何が作れますか?仕上げはどうするとよい?

 初心者におすすめは小さなエンブレム。刺し終わるとブローチに仕上げることができます。
余裕をもってカットした下地を巻き込み、フェルトに固定したブローチピンを接着剤でくっつけるだけで簡単に仕上がるのも魅力です。

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ニードルパンチの歴史は?

 ニードルパンチ(パンチニードル)は、古くから存在する手芸技法で、特に19世紀後半から20世紀初頭にかけて広まりました。この技法は、布地に針を刺して糸を通し、立体的な模様を作り出すものです。
起源: ニードルパンチの起源は、古代エジプトや中世ヨーロッパにまで遡ると言われています。特に、宗教的な祭服や装飾品に使用されていました。
19世紀: 19世紀後半には、アメリカでラグフッキング(ラグ作り)の一環として広まりました。この時期に、パンチニードルの技法が確立されました。
20世紀: 1928年には、日本の岡登貞治が国際美術教育会議に参加し、そこで紹介された技法を持ち帰り、日本でも広まりました。
現代: 2017年頃から、カナダの作家がインスタグラムに作品をアップしたことをきっかけに、再び注目を集めるようになりました。
 ニードルパンチは、シンプルな道具と技法でありながら、非常に多様な表現が可能な手芸だということがわかりました。

ニードルパンチを使った雑貨はどんなものがありますか?

クッションカバー: もこもことした立体感のあるデザインが特徴で、インテリアのアクセントになります。
ポーチ: 小物入れとして便利で、オリジナルのデザインを楽しめます。
ウォールアート: 壁に飾るアート作品として、個性的なデザインが可能です。
バッグ: トートバッグやハンドバッグなど、実用的でおしゃれなアイテムが作れます。
ヘアアクセサリー: ヘアバンドやヘアクリップなど、可愛らしいアクセサリーが作れます。

 こうやってみると、大きなものまで作ることができそうですね。初心者はワッペンやヘアアクセサリーなどの雑貨から始めるとよいかもしれませんね。壁に掛ける絵として仕立てても楽しそうです。

まとめ

 もこもこがかわいいワッペンが自分の手で作りたい!そんなきっかけでニードルと出会いましたが、まだ完成はしていません。なぜなら失敗の復旧の仕方がわからなかったからです。そしていつの間にか本棚の隅に追いやってしまっていたその作品たちを改めて番組を視聴して始めてみたくなりました。番組の中であっという間に仕上げてしまう、生徒さんを指導されている先生もすぐさま修正のお声をかけておられて、大惨事にならずにきちんと仕上げられるその方法は見ていても安心して始められそうな印象を受けました。小物から大きなものまで、その無限大の可能性にはとても魅力があり、はまってみたくなる手芸だと感じました。

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