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イトーキの湊宏司の考えるオフィスがすごい!出社したくなるオフィスとは!?【カンブリア宮殿】

都会のビル群 未分類
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 コロナをを経てSOHOも発達し、企業の中でもIT関係を中心としておしゃれなオフィスが登場してきたように感じます。そして働きやすさの推進も進み、中身と外観が合ってくる時代になりました。そんな会社をデザインしているイトーキの社長の湊宏司さんがカンブリア宮殿に出演されました。

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湊宏司さんのプロフィールは?

・株式会社イトーキの代表取締役社長
・1970年5月生まれ
・1994年に東京大学経済学部を卒業
・日本電信電話株式会社(NTT)へ入社
・米サン・マイクロシステムズや日本オラクル株式会社での経験
・2021年にイトーキに転じ、2022年3月に社長に就任

(現在に至るまで)
民営化10年目のNTTに入社しました。第二電電の台頭で競争が激化し、「お客さま第一主義」を叩き込まれました。38歳の時、シリコンバレーで仕事をしたいと米サン・マイクロシステムズ(当時)に転職しました。同社はその後米オラクルに買収され、日本オラクルではカスタマーサポートや経営の仕事に従事しました。ソフトウエア、ハードウエアの提供を通じてITを学びました。オラクルで副社長兼最高執行責任者(COO)としての経験を活かし、イトーキの経営を刷新しています。座右の銘は「構え、撃て、狙え」社長の言葉は強いですね。

イトーキとはどんな会社ですか?

 オフィス家具や設備機器を中心に取り扱う日本の企業です。1890年に『旺盛な開拓精神を持ち続けよう』という伊藤喜十郎氏の言葉を信条に創業し、1950年に設立されました。本社は東京都中央区にあります。イトーキは、オフィス空間のデザインや家具の製造・販売を行っており、特にオーダーメイドの木製品に強みを持っています。具体的には、オフィス家具・チェア・デスク・収納・キャビネット・ プライバシーを確保しつつ、集中できる空間を提供するブース家具などもあります。他には医療機関や福祉施設で使用される特別な家具や学校や大学で使用される学習机や椅子・商業施設で使用される設備や機器があります。
 ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の考え方を取り入れたオフィス環境の提供や、IT技術と家具の融合による新しい働き方の提案にも力を入れています。

老舗の常識を壊すとは?イトーキの目指しているものとは?

イトーキを「働き方改革のリーディングカンパニー」として位置づけることを目標にしました。

イノベーションの推進: IT技術とオフィス家具の融合を進め、新しい働き方を提案することで、企業の生産性向上を支援します。
サステナビリティの強化: 環境に配慮した製品開発と持続可能なビジネスモデルの構築を目指しています。
グローバル展開: 海外市場への進出を強化し、国際的な競争力を高めることを目指しています。
社員の成長と幸福: 社員一人ひとりの成長と幸福を重視し、働きがいのある職場環境を提供することに力を入れています。
これらのビジョンを実現するために、柔軟で革新的なアプローチを取り入れ、イトーキのさらなる成長を目指しています。

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目標を叶えるために具体的にはどんなことをしていますか?

デジタルトランスフォーメーションの推進
スマートオフィスの導入: IoT技術を活用し、オフィス環境をデジタル化することで、効率的で快適な働き方を実現します。例えば、センサーを使った空間の最適化や、リモートワークとオフィスワークのハイブリッドモデルの推進などがあります。
サステナブルな製品開発
エコフレンドリーな素材の使用: 環境に優しい素材を使用した家具の開発を進めています。リサイクル可能な素材や、製造過程でのCO2排出削減を目指しています。
循環型経済の実現: 製品のライフサイクル全体を通じて、廃棄物の削減と再利用を促進する取り組みを行っています。
グローバル市場への展開
海外拠点の強化: アジアや欧米市場への進出を強化し、現地のニーズに合わせた製品展開を行っています。これにより、国際的な競争力を高めることを目指しています。
社員の成長と幸福の追求
働きがいのある職場環境の提供: 社員一人ひとりが成長できる環境を整え、働きがいを感じられる職場作りを推進しています。具体的には、キャリア開発プログラムやメンタルヘルスサポートの充実などがあります。

女性の躍進のために

「全国の拠点でタウンホールミーティングを実施しているなかで、優秀な女性社員が多くいる一方、活躍する機会が少ないことに課題感を持ちました。また、女性管理職比率が低い実態を踏まえて、女性社員の活躍を支援するコミュニティー『SPLi(サプリ)』をスタートさせました。成長の第一歩となる気づきを与え、リーダーシップを発揮できるよう知識やスキルの習得をバックアップしています」とありました。そして具体的な取り組みとしては、

「異業種で活躍している女性役員や管理職の方を招き、キャリアステップや価値観について講演してもらい、多様なキャリアの中から自分に合うキャリアモデルを見つける機会を提供しています。ほかにも自身の強みと資質を知る診断や、自覚しにくいアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)の診断、リーダー層と後輩層が1対1で対話するメンタリングなどを実施。こうした経験を通じて自分らしさを生かし、活躍の場を広げていってほしいと思っています」とありました。(ZakZak by夕刊フジ「トップ直撃」)

 実際に現場で感じたことをから必要な取り組みへなされている行動力はすごいなあ、と感じます。海外での経験からきっと必要な意識を社風に取り込んだ事例の一つとしてどんな会社も真似してほしいな。と感じる部分ではあります。反発や受け入れられるまでの苦労もたくさんあったように感じますが、番組の中で社内改革のお話を聞かせてもらえるのかがとても楽しみなところですね。

家族のために

「お父さんやお母さんが働いている場所を見たい」という子供たちの願いをかなえてあげたいと、夏休みの土曜日、東京と大阪オフィスで「ファミリーデー」を開催。東西で約400人の親子らが集合し、子供たちが自分で作った名刺を社長と直接交換する企画もあり、社長自ら「私自身、楽しませてもらいました。」(ZakZak by夕刊フジ「トップ直撃」)とありました。
 家族が親の仕事を理解するための機会を設けている会社があるのも素敵な印象を持ちました。親が働く職場を子どもが知ることは日常ではあまりないので、きっと帰ってからの家族の話題を想像すると素敵な一日だと感じました。そして家族一丸となって仕事をすることを理解でき、互いに応援もできるのではないかなあ、と思います。

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まとめ

 出社したくなるオフィスのデザインが求められる時代になりました。身近にそんな会社があれば入社もあこがれも抱きますね。今の時代に合い、求められる企業像に似ている気がします。働き方改革が進み、条件がホワイト化されて中身が変わった次に、今後は外観が変わっていくとより強くそれをアピールすることができる。それを進めているイトーキさんは時代に合っていて、その役割を強く進められている気がしました。老舗の改革の大きな課題:大半の人間が「これまでのままでいい」という意見で会社に染み付いた『前例踏襲主義』を変えるべく新しい発想で意識から改革された湊社長の行動力は本当にすごい。と感じました。その結果が売り上げに反映され、本当の意味での改革が進んでいると世間にわかるイトーキの躍進と今後の新しいオフィス提案が楽しみです。

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