このブログはアフリエイトプログラムに参加しています。

国宝迎賓館赤坂離宮とはどんな建築?誰が建てたの?【ザワつく!路線バスで寄り道の旅】

日本庭園 未分類
スポンサーリンク

 四谷の迎賓館とはどんなところ?一般公開はされているの?ザワつく金曜日で訪問されるとのことで、興味がわきました。絢爛豪華な建築である印象ですが、どんな人が建築にかかわり、どういったところなのか気になったので今回調べてみました。

ザワつく!路線バスで寄り道の旅 【国宝迎賓館の超貴重エリア大公開!】
渋谷〜代々木公園〜四谷〜東京駅を通る実際の路線バス沿線で東京の名所を巡る旅!国宝迎賓館ではなんとバラエティ番組初公開となる超貴重エリアも大公開!

1月17日 金曜 18:50 -20:00 テレビ朝日

国宝迎賓館 赤坂離宮とはどんな建築?

 四谷の迎賓館、正式には迎賓館赤坂離宮は、東京都港区元赤坂に位置する歴史的な建築物です。もともとは明治時代に東宮御所として建設されましたが、現在は外国の賓客を迎えるための施設として使用されています。
 この建物は、日本で唯一のネオ・バロック様式の宮殿建築であり、内部には豪華なシャンデリアや天井画、七宝焼のタイル画などが施されています。また、一般公開も行われており、訪問者は本館や庭園を見学することができます。

迎賓館はどんな目的で使用されるの?

 迎賓館赤坂離宮の主な目的は、外国の賓客を迎えるための施設として使用されることです。具体的には、国賓や公賓の接遇、公式行事や会議の開催、さらには文化交流の場としても利用されています。
 迎賓館は、日本の外交活動において重要な役割を果たしており、国際的な友好関係を築くための場として機能しています。また、一般公開も行われており、多くの人々がその美しい建築や庭園を楽しむことができます。

どうやって一般公開は入場できるの?

入場料金の設定
本館・庭園: 事前予約不要。一般料金は1,500円。
和風別館・本館・庭園: 事前予約が必要。一般料金は2,000円。
和風別館・庭園: 事前予約が必要。一般料金は1,500円。
庭園: 事前予約不要。一般料金は300円。

 公開時間は10:00から17:00までで、最終受付は16:00です。ただし、国公賓の接遇などの理由で急遽公開が中止される場合があります。

スポンサーリンク

迎賓館の見どころは?

本館: ネオ・バロック様式の豪華な建築で、内部には美しいシャンデリアや天井画、七宝焼のタイル画が施されています。
庭園: 広大な庭園は四季折々の美しい景色を楽しむことができ、特に春の桜や秋の紅葉が見事です。
迎賓館ツアー: ガイド付きツアーでは、迎賓館の歴史や建築の詳細について学ぶことができます。
特別展示: 時折、特別展示やイベントが開催されることがあります。

ネオ・バロック様式とはどんなスタイルですか?

 ネオ・バロック様式は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて流行した建築様式で、バロック様式の要素を再解釈したものです。バロック様式は、17世紀から18世紀にかけてヨーロッパで広まった豪華で装飾的な建築スタイルで、ネオ・バロックはその特徴を取り入れつつ、現代的な要素を加えたものです。

豪華な装飾: 彫刻やレリーフ、装飾的な柱頭などが多用されます。
対称性: 建物全体のデザインが対称的であることが多いです。
大規模な建築: 壮大なスケールの建物が多く、威厳や権威を感じさせます。
曲線の多用: 曲線や楕円形のデザインが多く、動きや流れを感じさせます。

ネオバロック様式の代表的な建物はどんなものがありますか?

パリ・オペラ座(ガルニエ宮) フランスのパリにあるこの建物は、シャルル・ガルニエによって設計され、1861年から1875年にかけて建設されました。豪華な装飾と壮大なデザインが特徴です。

ベルリン大聖堂 ドイツのベルリンにあるこの大聖堂は、1894年から1905年にかけて建設されました。ユリウス・ラシュドルフによって設計され、ネオバロック様式の代表的な建物とされています。

ウィーン市庁舎 オーストリアのウィーンにあるこの建物は、フリードリッヒ・シュミットによって設計され、1872年から1883年にかけて建設されました。ネオバロック様式の影響を受けた壮大な建築です。

迎賓館の設計は誰?

 迎賓館赤坂離宮の設計者は、片山東熊(かたやま とうくま)です。彼は明治時代に活躍した建築家で、ジョサイア・コンドルの弟子としても知られています。片山東熊は、迎賓館赤坂離宮をネオ・バロック様式で設計し、その豪華な装飾と壮大なスケールが特徴です。彼の設計による迎賓館は、日本の建築史において重要な位置を占めています。

スポンサーリンク

片山東熊(かたやま とうくま)さんとは?

 片山東熊(かたやま とうくま)は、1854年に山口県萩市で生まれた日本の建築家です。彼は明治時代に活躍し、日本の近代建築の発展に大きく貢献しました。片山は工部大学校(現在の東京大学工学部)で建築を学び、ジョサイア・コンドルの弟子としても知られています。彼の代表作には、迎賓館赤坂離宮、京都国立博物館、奈良国立博物館などがあります。
 彼の建築スタイルは、ネオ・バロック様式を基調としつつ、日本の伝統的な要素を取り入れたもので、その豪華さと繊細さが特徴です。片山はまた、宮内省で多くの宮廷建築に関わり、その功績により勲一等旭日大綬章を受賞しています。
 片山東熊の作品は、現在も多くの人々に愛され、重要文化財として保存されています。彼の建築を訪れることで、明治時代の日本の建築技術と美意識を感じることができます。

ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)さんとは?

 ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)は、1852年にイギリスのロンドンで生まれた建築家です。彼は明治時代に日本に招かれ、工部大学校(現在の東京大学工学部)で建築学を教えました。コンドルは、日本の近代建築の父と呼ばれ、多くの日本人建築家を育てました。彼の代表作には、鹿鳴館、ニコライ堂、三菱一号館などがあります。
 コンドルは、日本の建築界に多大な影響を与え、その功績により勲三等瑞宝章を授与されました。彼の作品は現在も多くの人々に愛され、重要文化財として保存されています。

まとめ

 国賓を招く場所であることから、日本の技術と贅をつくした建築であることがよくわかりました。そして、建てられた目的や、建てた人までこの機会に知ることができて興味深く感じました。もともとは東宮御所であったことなど、調べて分かることもあり、設計者やそのスタイルなど詳しくなりました。TVで楽しそうに見学される様子などが映し出されることともいます。今回、初公開の空間なども楽しみです!迎賓館自体も、一般公開もあり、実際に訪れてみて実物の美しさを感じてみたいと思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました