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いっこく堂さんの腹話術の人形とは?腹話術はどんな歴史があるの?

雲の綺麗な青空 お笑い
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 「遅れて声が聞こえるよ。」とお人形の傍ら、一緒にお話をしているかのような芸を得意とするいっこく堂さん。実は腹話術という技術を独学でマスターされた人です。見ていて不思議なくらい人形が生きてしゃべっているように見えます。そんないっこく堂さんを今回まとめてみました。

いっこく堂さんのプロフィールは?

・本名:玉城一石(たまき いっこく)
・1963年5月27日に神奈川県で生まれ。
・沖縄県出身です。

 彼は元々モノマネタレントや役者として活動していましたが、1992年に腹話術師に転向しました。いっこく堂さんは、2体の人形を同時に操る技術や、時間差会話、唇を全く動かさない高度な技術で知られています。
 また、彼は独学で腹話術を習得し、国内外で高い評価を受けています。彼の代表的な人形には、ジョージ、サトル、スカーレットなどがあり、それぞれの人形に異なる声を当てています。
 いっこく堂さんは、文化庁芸術祭新人賞や浅草芸能大賞新人賞など、多くの賞を受賞しています。

いっこく堂さんの活躍を教えて!

いっこく堂さんは、腹話術師として国内外で幅広く活躍しています。

国内での活動
テレビ出演:いっこく堂さんは、多くのテレビ番組に出演し、その技術を披露しています。特に「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」などのバラエティ番組でのパフォーマンスが有名です。
舞台公演:日本国内で年間200回以上のステージをこなしており、各地で公演を行っています。
受賞歴:文化庁芸術祭新人賞や浅草芸能大賞新人賞など、多くの賞を受賞しています。
海外での活動
国際公演:いっこく堂さんは、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど18か国で公演を行い、国際的にも高い評価を受けています。
英語でのパフォーマンス:英語も堪能で、アメリカ公演などでもその技術を披露しています。
その他の活動
著書の出版:2012年には初の著書『ぼくは、いつでもぼくだった』を出版し、自身の経験や腹話術の魅力について語っています。
YouTubeチャンネル:いっこく堂さんはYouTubeチャンネルも運営しており、そこで腹話術の技術やパフォーマンスを紹介しています。
 いっこく堂さんは、腹話術の技術を独自に進化させ、多くの人々に笑顔と感動を届けています。

一緒にいるお人形はどんなバリエーションがあるの?

 いっこく堂さんが一緒に使うお人形には、いくつかの特徴的なキャラクターがあります。
代表的なものはこちら
ジョージ(吉助氏):中年男性を模した人形で、恥ずかしがり屋という設定です。
サトル(サトル・シアトル・トンデール):鳥の人形で、2種類の顔があります。
師匠:いっこく堂さんより100歳年上の老人で、1863年生まれという設定です。
カルロス(カルロス・セニョール・田五作):最初に作られた人形で、ボリビア出身の薄毛の中年男性です。
スカーレット:女性の人形で、華やかな衣装が特徴です。
ダン(ダン・ヤマト):欧米人風の顔をした人形で、登場回数は少なめです。
オペーラ(オペーラ・にんげん・ジャ・ねえ):クマを模した人形です。
アインストーン:アルベルト・アインシュタインのパロディで、ビーカーでビールを飲む癖があります。
 これらのお人形たちは、それぞれ異なる声やキャラクターを持ち、いっこく堂さんの腹話術をより一層楽しませてくれます。

腹話術ってそもそもどんなもの?


 腹話術(ふくわじゅつ、英: ventriloquism)は、口を動かさずに声を出し、人形が話しているように見せる技術です。腹話術師は、唇をほとんど動かさずに音声を発し、その音が人形から出ているように見せかけます。
この技術は、以下のような要素を含みます:
声の操作:腹話術師は、自分の声を変えて人形のキャラクターに合わせた声を出します。
口の動きの最小化:唇や顎をほとんど動かさずに話すことで、観客には人形が話しているように見えます。
人形の操作:人形の口や体を動かして、話しているように見せます。
腹話術は、古代から存在し、もともとは呪術や占いの一部として使われていましたが、現在では主にエンターテインメントとして楽しまれています。

ほかに日本の有名な腹話術師は誰がいるの?

川上のぼる:日本の腹話術の草分け的存在で、テレビや舞台で活躍しました。
川上じゅん:川上のぼるの弟子で、彼もまたテレビや舞台で多くのファンを持っています。
笑福亭笑子:落語家としても活動しており、腹話術を取り入れた独自のスタイルで知られています。
花島三郎:腹話術と歌を組み合わせたパフォーマンスで人気を博しました。
これらの腹話術師たちは、それぞれ独自のスタイルと技術で観客を楽しませています。

腹話術の歴史ってどんなもの?

腹話術の歴史は非常に古く、古代から存在していることはご存じですか?
古代ギリシャ:紀元前5世紀頃、ギリシャの聖職者エウリクレスが腹話術を使っていたとされています。彼はほとんど唇を動かさずに声を発することができたと伝えられています。
デルフォイの神託:デルフォイの巫女も腹話術を使って神託を告げていたとされています。
魔女狩りの時代:中世ヨーロッパでは、腹話術師たちも魔女狩りの対象となり迫害を受けました。この時代の腹話術師としては、ケントの聖処女エリザベス・バートンが知られています。
エドガー・バーゲン:20世紀初頭のアメリカで、エドガー・バーゲンと彼の人形チャーリー・マッカーシーが大人気となり、腹話術がエンターテインメントとして広く認知されるようになりました。
戦後の発展:日本では、第二次世界大戦後の復興期から経済成長期にかけて、花島三郎や川上のぼるなどが腹話術を大衆芸能として広めました。

腹話術は、呪術や占いの一部として始まりましたが、現在では主にエンターテインメントとして楽しまれています。

腹話術のテクニックが知りたい!

いっこく堂さんは独学で習得された腹話術の技術は、いくつかの重要な要素から成り立っています。調べてみるとその表現がたくさんあることがわかりました。

  1. 声の操作
    腹話術師は、自分の声を変えて人形のキャラクターに合わせた声を出します。これには、声の高さやトーンを変える技術が含まれます。例えば、子供の人形には高い声、大人の人形には低い声を使います。
  2. 口の動きの最小化
    腹話術の基本は、唇や顎をほとんど動かさずに話すことです。これにより、観客には人形が話しているように見えます。特に「B」「P」「M」などの唇を使う音を発音する際には、代替音を使ったり、口の動きを最小限に抑える技術が必要です。
  3. 人形の操作
    人形の口や体を動かして、話しているように見せる技術も重要です。手を使って人形の口を開閉し、タイミングよく動かすことで、リアルな会話を演出します。
  4. 練習と録音
    腹話術の技術を習得するためには、日々の練習が欠かせません。自分の声を録音して聞き直すことで、どの部分を改善すべきかを理解することができます。
  5. キャラクターの設定
    人形ごとに異なるキャラクターを設定し、それに合わせた声や動きを作り出すことも重要です。これにより、観客にとってより魅力的で楽しいパフォーマンスになります。
  6. 呼吸法
    腹話術では、声帯を使わずに声を出すため、特別な呼吸法が必要です。腹式呼吸を使って、喉の奥深くから声を出すことで、声が自分の口からではなく、別の場所から出ているように聞こえる効果を生み出します。

これらの技術を組み合わせることで、腹話術師は観客を楽しませるリアルなパフォーマンスを行うことができます。さらに腹話術師が使うテクニックは他にもたくさんあります。以下にいくつかの高度なテクニックを紹介すると,,,

  1. 時間差会話
    腹話術師は、自分と人形の間で時間差をつけて会話を行うことができます。これにより、よりリアルな対話が演出されます。例えば、質問をしてから少し間を置いて人形が答えるなどです。
  2. 多重声
    一人の腹話術師が複数の人形を同時に操り、それぞれ異なる声を出す技術です。これにより、複数のキャラクターが同時に会話しているように見せることができます。
  3. 音響効果
    腹話術師は、声を使って様々な音響効果を出すことができます。例えば、エコーやリバーブを使って声を変化させることで、特定の場面や感情を強調することができます。
  4. リップシンク
    人形の口の動きと声を完全に一致させる技術です。これにより、観客には人形が本当に話しているように見えます。リップシンクの精度を高めるためには、細かい口の動きやタイミングを練習する必要があります。
  5. 視線の操作
    腹話術師は、自分と人形の視線を巧みに操作することで、観客の注意を引きつけます。例えば、人形が話しているときに腹話術師が人形を見つめることで、観客の視線も自然と人形に向かいます。
  6. 身体の動き
    人形の身体の動きをリアルに見せるために、腹話術師は細かい動きを練習します。例えば、手や足の動き、頭の傾きなどを自然に見せることで、よりリアルなパフォーマンスが可能になります。
  7. 即興
    腹話術師は、観客の反応や状況に応じて即興で会話を進める能力も重要です。これにより、ライブパフォーマンスがより生き生きとしたものになります。

 これらのテクニックを駆使することで、腹話術師は観客を魅了するパフォーマンスを行っているのですね、いっこく堂さんはじめ、腹話術師の技術のあれこれを知ることで、また楽しみ方が深まりますね。

まとめ

 今回、腹話術師のいっこく堂さんをまとめてみて、腹話術の技術の高さやその歴史の深さ、それらが独特の世界観を作り上げていることがわかりました。初めてみる人も引き込まれる魅力はこのような背景から作り上げられたとわかり、また、いっこく堂さんの披露される腹話術が楽しみになりました。
 本日の19:00-21:00 フジテレビでの「鬼連チャン」にいっこく堂さんが出演されます。歌声が披露されるのを楽しみにしています。

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