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飯島奈美さんとは?フードスタイリストで得意なレシピは?

日常の食卓 料理家
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 Eテレでほんの5分の放送の「365日の献立日記」があります。フードスタイリストをしている飯島奈美さん。沢村貞子の献立日記を映像化したもので滋味あふれる食材と飾らない日本の食卓を表現している映像はなんともみていてほっとします。その監修をされている飯島奈美さんについて今回まとめてみました。

飯島奈美(いいじま なみ)さんのプロフィールは?

・1969年生まれ
・フードスタイリスト
・東京都出身
・映画、テレビドラマ、CM、広告、雑誌など、さまざまな分野で活躍中。

 彼女は栄養専門学校を卒業後、CM系フードスタイリストに師事し、7年間アシスタントとして働いた後、1998年に独立。
2006年の映画『かもめ食堂』をきっかけに映画のフードスタイリングを始める。
『東京タワー』、『めがね』、『深夜食堂』シリーズなど、多くの作品でフードスタイリングを担当しています。
 また、NHKの連続テレビ小説『ごちそうさん』では全編にわたり料理を担当し、第80回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で特別賞を受賞しました。

どこで料理を学んだの?

 飯島奈美さんは、栄養専門学校で料理を学びました。彼女は子どもの頃から台所が大好きで、保育園の給食を作っていたお母さんの影響を受けて育ちました。高校生の時に料理への興味がさらに深まり、専門学校に進むことを決意しました。

専門学校卒業後は、CM系フードスタイリストに師事し、7年間アシスタントとして経験を積んだ後、1998年に独立しました。

彼女はどんな料理が得意ですか?

 飯島奈美さんは、特に家庭料理や和食を得意としています。彼女の料理は、シンプルでありながらも素材の味を活かしたものが多く、温かみのある家庭の味を再現することに定評があります。映画『かもめ食堂』や『深夜食堂』などで見られるように、日常的な料理を美しく、そして美味しそうに見せる技術が光ります。
 また、彼女は季節の食材を使った料理や、伝統的な日本の料理を現代風にアレンジすることにも長けています。例えば、旬の野菜を使った煮物や、手作りの漬物、シンプルな和風のスープなどが彼女の得意料理の一部です。
 飯島さんの料理は、見た目の美しさだけでなく、食べる人の心を温かくするような優しさが感じられるのが特徴です。

365日の献立日記とは?

 沢村貞子さんの『献立日記』は、彼女が84歳までの27年間にわたり毎日続けた献立の記録です。この日記には、彼女の日常の食卓に並んだ料理や、その時々の工夫や知恵が詰まっています。

 沢村さんは昭和の名脇役として知られていますが、料理に対する情熱も非常に高く、忙しい女優業の合間を縫って台所に立ち続けました。彼女の献立日記は、単なる料理の記録にとどまらず、彼女の暮らし方や愛し方の記録でもあります。

 この日記をもとに、フードスタイリストの飯島奈美さんが料理を再現し、NHKの番組『365日の献立日記』で紹介されています。番組では、沢村さんの献立を現代に蘇らせることで、視聴者に温かみのある家庭料理の魅力を伝えています。

沢村貞子さんの料理とは?

 沢村貞子さんは、特に家庭料理を得意としていました。彼女の料理は、シンプルでありながらも家庭の温かみを感じさせるものが多く、日常的な食材を使った料理が中心でした。例えば、煮物や焼き魚、味噌汁などの和食の基本的な料理を得意としていました。

また、彼女は季節の食材を活かした料理にもこだわりがあり、旬の野菜や魚を使った料理を多く作っていました。これにより、食卓に季節感を取り入れることができ、家族や友人たちに喜ばれていたようです。

 沢村さんの料理は、見た目の美しさだけでなく、食べる人の健康や満足感を大切にしていたのが特徴です。彼女の献立日記には、そのような心遣いが随所に感じられます。

フードスタイリストという職業とは?

飯島奈美さんのようなフードスタイリストは、食品や料理を美しく見せるための専門家です。彼らの主な仕事は、雑誌、CM、テレビ、映画などの撮影現場で、料理や食材を魅力的に見せるためのスタイリングを行うことです。

 具体的には、料理の盛り付けや食器の選定、テーブルクロスやカトラリー、花や観葉植物などを使って、全体の空間を演出します。料理が最も美味しそうに見えるように、温度感や鮮度を視覚的に伝えることも重要な役割です。

フードスタイリストは、フリーランスとして働くことが多いですが、映像制作会社や広告会社、出版社などに雇用されることもあります。また、SNSやYouTubeなどの普及により、オンラインでの活動の場も広がっています。

どうやって彼女はフードスタイリストになったの?

 飯島奈美さんのアシスタント時代は、非常に充実した学びの期間でした。彼女は栄養専門学校を卒業後、CM系フードスタイリストに師事し、7年間アシスタントとして働きました。

この期間中、飯島さんは撮影のための準備全般や現場での雑務を担当し、フードスタイリストとしての基礎を築きました。特に「イメージトレーニング」が重要であると考え、仕事の最終形をイメージしながら細かな準備と段取りを行うことを学びました。

また、現場での急な変更にも即座に対応する能力を身につけ、これが後の独立に大いに役立ったと言われています。彼女はこの経験を通じて、料理の美しさだけでなく、実際においしい料理を作ることの重要性も学びました。

このような厳しい環境での経験が、彼女の現在の成功に繋がっているのですね。

 この職業には、食に対する深い興味や知識、そして高いコミュニケーション能力が求められます。撮影現場では、多くの専門家と協力しながら仕事を進めるため、相手の要望を理解し、それを形にする力が必要です。フードスタイリストの仕事は、料理や食材を美しく見せるための専門的な技術と創造力を駆使することです。以下に、具体的な仕事内容を詳しく説明しますね。

主な仕事内容
撮影現場でのスタイリング:
雑誌、CM、テレビ、映画などの撮影現場で、料理や食材を美しく見せるためのスタイリングを行います。食器、テーブルクロス、カトラリー、花、観葉植物などを選び、全体の空間を演出します。
料理の準備と盛り付け:
料理の盛り付けや食材の配置を工夫し、最も美味しそうに見えるようにします。
湯気や温度感を演出するために、ドライアイスを使ったり、特定の角度から撮影したりします。
小道具の手配:
撮影に必要な小道具(食器、クロス、花など)を手配し、撮影までに準備します。
コミュニケーションと調整:
撮影監督、カメラマン、料理研究家などと密に連携し、各専門家の要望を汲み取りながら仕事を進めます。

活躍の場
雑誌やCMの撮影: 食品や料理の魅力を引き出すためのスタイリングを行います。
映画やドラマ: シーンに合わせた料理や食器の提案、調理器具の用意などを担当します。
SNSやYouTube: オンラインでの料理関連の情報発信にも対応します。
必要なスキルと特性
食に関する深い知識: 食材や料理の知識が求められます。
高いコミュニケーション能力: 撮影現場での調整や連携が重要です。
創造力と表現力: 食材や料理を美しく見せるためのセンスが必要です。

 フードスタイリストは、料理の美しさだけでなく、食べる人の心を動かすような演出を行う、非常に魅力的な職業です。 

どうすればフードスタイリストになれるの?

  1. 基礎知識の習得
    専門学校や大学で学ぶ: 調理や栄養学、フードコーディネートを学べる専門学校や大学に通うことが一般的です。
    資格の取得: フードスタイリストの資格は必須ではありませんが、日本フードライセンス国際協会が交付する「フードスタイリスト®」の資格を取得すると、就職活動に有利です。
  2. 実務経験の積み重ね
    アシスタントとして働く: プロのフードスタイリストのアシスタントとして経験を積むことが重要です。現場での実務経験を通じて、スタイリング技術や撮影の流れを学びます。
    料理教室や撮影現場でのアシスタント: 料理教室や撮影現場でアシスタントとして働きながら、人脈を広げることも有効です。
  3. スキルの向上
    センスを磨く: 色彩やインテリア、フラワーアレンジメントなどのコーディネートに関する知識を学び、センスを磨くことが大切です。
    実績を積む: SNSやブログで自分の作品を発信し、実績を積むことも重要です。これにより、クライアントや企業に自分のスキルをアピールできます。
  4. 就職活動
    食関連の企業に就職: 撮影スタジオ、広告・デザイン制作会社、食品会社などに就職することが一般的です。
    フリーランスとして活動: 十分な経験と人脈を築いた後、フリーランスとして独立することも可能です2。
     フードスタイリストになるためには、食に対する深い知識と情熱、そして高いコミュニケーション能力が求められます。どのような道を選ぶにしても、実務経験とセンスの向上が鍵となります。

まとめ

 日常の日本の食卓を表現することが得意な飯島奈美さん。忘れてしまいそうな日々のことを27年間も書き綴った沢村貞子さんの献立日記とのコラボレーションの素晴らしさが5分に凝縮され、忙しい主婦の献立の参考にとても役に立ちます。「旬のものは栄養価が一番高い」をうまく表現されています。そして何気ない食卓の風景とテーブルコーディネーションはどこにでもありそうなのにどこかおしゃれ。真似したくなるような雰囲気が手に届きそうなところにあります。盛り付けも参考になり、健康になる食事が毎日提供され、見ているだけで癒されます。たくさんのレシピがコツコツと紹介されますのでためて取って見返すのもいいかもしれません。

8月11日 日曜 19:45 -19:50 NHKEテレ1東京で放送されます。

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